

50代の私でも、看護助手できるでしょうか?
エルダー世代の50代でも、もちろん看護助手やっていけます!
なんで言い切れるかって?
私がそうだったからです。(体験者^ ^)
50代で転職を考えたとき、資格もない自分に何ができるのか悩んでいましたが、看護助手という仕事に出合い4年経ちました。
看護助手には特別な資格は必要ありません。
求人情報を見てみてもわかると思いますが、未経験でも大丈夫です。
この記事では、50代という年齢からの転職に不安を抱えている人。
未経験で始める看護助手について、心配だったり知りたいと思っている人。
そんなあなたに向けて、現役の看護助手が詳しく紹介していきます。
知恵袋に見る看護助手について不安な50代に
4月から看護助手の仕事をはじめた50代です。無資格で入りましたが、毎日必死で仕事をこなしています。知恵袋
知恵袋で見つけた質問です。
内容は、特定の看護師の自分に対しての態度がお悩みでした。
「必死でこなしています」となっていますが、投稿は12月なので、すでに8ヶ月働いています。
質問には仕事についてはまったく触れられていないので、問題はその人との関係。
看護助手の職場の関係性は悩みの要因の一つですね。
看護助手について調べようとすると、ネガティブな声が目立つため、さらに不安になるかもしれません。
患者を看護するためには、チームとして働く必要があります。
そのため、ソリの合わない人というのはだいたいいます。
「なんでこんなこと言うんだろう」
「なんであんな態度なんだろう」
深く悩んでしまえば、誰かに悩みを聞いてほしいと思うのも無理がありません。
でも、そんな現場ばかりではないですよ。
私がそうですし、現在、看護助手として働いいる人はたくさんいます。
職場の人間関係で言えば、看護師との関係のお悩み相談も見かけると思います。
言葉がきつかったり、理不尽なことを言われたとか…。
そういう人は、そういう人なのです。
必要以上に関わらない。
同僚に愚痴をこぼすなりしてストレスためないようにしましょう。
実際、看護師と常に行動を共にすることないと思います。
繰り返しになりますが、そんな職場ばかりではないです。
50代未経験で始める看護助手の仕事について
仕事内容
看護助手は、お世辞にも認知度があるとは言えないので、どんな仕事をしているのかわからないこと多いですよね。
病院に行くことがあっても、どの人が看護助手なのかわからないと思います。
検索してみると、だいたい、配膳・入浴介助・排泄介助といった項目が出てきます。
それって施設の介護士と似てるな。
と、思ったと思いますが、その通り。
似ている部分は多いと思います。
違いを簡単に説明すると、施設の場合は、生活していくための介助。
看護助手の場合は、治療のために入院している人の生活介助になります。
病気や怪我で入院しているため、通常の生活が不自由になる。
そのための必要な介助をするのが看護助手の仕事の一部なのです。
食事・入浴・排泄は、人が生活してくために必要不可欠というわけです。
入院の準備、退院があればベッド周りの清掃。
物品類の補充。
薬局に処方箋を出しにいったり、薬をもらってきたり。
器具を取りに行ったり、ポータブルトイレを設置したり…などなど。
仕事の内容は多岐に渡ります。
勤務する病院によっても、仕事の内容は変わってきます。
よく聞くのはオムツ交換のあるなし。
看護助手の仕事内容に、オムツ交換がないところもあります。

看護師の補助業務として、どこまでを看護助手が担うのかは、勤務先によって違います。
正社員かパートか派遣か
看護助手として働く場合、雇用形態は正社員・パート・派遣の3つのタイプに分かれます。
この3つの働き方は、生活スタイル・安定性・キャリアプランのどれを優先するかで選び方が変わります。
「正社員」
- 安定した収入と福利厚生
月給制で安定した収入が得られ、社会保険や退職金制度、賞与などの福利厚生が充実しています。 - 長期的なキャリア形成
同じ職場で経験を積み、スキルや資格を取得しながらキャリアアップが可能です。 - 働き方の特徴
勤務時間はフルタイムが基本で、シフト勤務や夜勤が含まれることもあります。安定志向の方や将来的に長く働きたい方に向いています。
「パート」
- 柔軟な勤務時間
短時間勤務や週数日の勤務が可能で、家事や介護との両立がしやすいです。 - 未経験でも始めやすい
まずは少ない日数や時間から始めて、徐々に慣れていくことができます。 - 働き方の特徴
時給制で、扶養内勤務も選べます。日勤のみなど希望条件に合わせやすいため、生活スタイルを重視する方に向いています。
「派遣」
- 自分に合った職場を選びやすい
派遣会社が条件に合った職場を紹介してくれるため、未経験でも安心してスタートできます。 - 期間を決めて働ける
契約期間があるため、まずは数か月単位で働き、合う職場を見つけやすいです。 - 働き方の特徴
時給制が多く、交通費や社会保険が派遣会社経由で支給されることもあります。働き方を試しながら経験を積みたい方に向いています。

私は派遣で、看護助手を始めました。希望の求人が派遣だったというのもありますが、勤務先がどんなところなのか、前もって担当者に聞くことができるのが、派遣のメリットだと思います。
給与
“一般的”な看護助手の給与(平均的な相場)について紹介します。
正社員
月給:約18万〜23万円程度(年収約250万〜320万円)
賞与(ボーナス)がある職場では、年収はさらに上がります。
パート・アルバイト
時給:約950円〜1,200円程度(地域によっては1,300円以上も)
短時間勤務や扶養内で働く場合は月収8万〜10万円ほどになることもあります。
派遣
時給:約1,100円〜1,400円程度
交通費や社会保険の有無は派遣会社によって異なります。
実際には、地域差や勤務先の種類によって変わってきます。
時給や月給は、地方だと都市部に比べて低い傾向にあります。
また、大学病院や総合病院は比較的高めになっています。
夜勤があれば、夜勤手当がつきます。

私は50代で、未経験だったけれど看護助手に転職して、時間給が上がり収入がアップしました。夜勤にもときどき入っているので、手当がついてさらにプラスになりました。
看護助手を50代未経験でもおすすめする理由
特別な資格は必要ない
看護助手は、医療や介護の現場で働く職種の中でも、特別な資格や免許がなくても応募できる数少ない仕事です。
そのため、50代から未経験で新しい仕事に挑戦する方にとって、大きなハードルがありません。
入職後は、先輩スタッフや看護師から直接指導を受けながら、少しずつ業務を覚えていけます。
ベッドメイキングや食事の配膳、患者さんの移動介助など、基本的なサポート業務から始められるので、初めての方でも安心です。
患者が安全であることが第一ですから、未経験の人にいきなり介助はさせないと思います。
また、働きながら介護職員初任者研修や実務者研修などの資格を取得すれば、将来のキャリアアップや給与アップにもつながります。
「資格がないから無理かも…」と諦める必要はなく、まずはやってみる一歩を踏み出せるのが看護助手の魅力です。
人と関わる仕事はなくならない
近年はAIやロボットの技術が進み、事務作業や製造、単純作業などは機械が代わりに行う時代になってきました。
しかし、看護助手の仕事は「人の心と体」に直接関わるため、機械だけでは代替できません。
患者さんの表情や声のトーンから体調や気持ちの変化を察したり、不安を和らげるために声をかけたりするのは、人間ならではの役割です。
たとえ最新の機器が導入されても、患者さんに寄り添い、安心感を与える存在は必要とされ続けます。
こうした理由から、看護助手は景気や技術革新に左右されにくく、安定して働ける仕事です。
「将来も長く働ける仕事を探したい」という50代の方にとって、人と関わる看護助手は大きな安心材料となります。
社会貢献度が高い
看護助手の仕事は、患者さんの生活や治療を支え、医療現場を円滑に回すために欠かせない存在です。
ベッドメイキングや食事の配膳、入浴や移動の介助など、一つひとつの業務は地道ですが、「ありがとう」という感謝の言葉を直接もらえる仕事です。
50代からの転職では、「これからは人の役に立つ仕事をしたい」と考える方も多いです。
看護助手はまさにその想いを形にできる職種であり、日々の業務を通じて社会に貢献している実感を得られます。
さらに、ここで身につく介助や観察のスキルは、将来の親の介護や家族のサポートにも役立ちます。
医療・介護の知識や安全な介助方法を知っていることで、家庭での介護負担を減らせるのも大きなメリットです。
患者さんの回復や笑顔に立ち会える瞬間は、大きなやりがいとなり、
「誰かの役に立っている」という実感は、長く続けるモチベーションにもつながります。
Q&A:看護助手は何歳まで?
- Q看護助手は何歳まで働けますか?
- A
明確な定年年齢は職場によって異なり、60代以降も働けるケースが多いです。
体力と健康状態が維持できれば、70代まで現役で働く人もいます。病院や介護施設の多くは定年が60歳または65歳に設定されています。定年後も希望すれば、嘱託職員やパートとして再雇用されることが一般的。健康と体力があれば年齢制限は比較的緩やかです。
看護助手は資格や経験がなくても始めやすい仕事のため、50代・60代からのスタートも珍しくありません。
家庭や子育てが一段落したタイミングで「人と関わる仕事がしたい」と転職する人も多くいます。
- Q看護助手は50代からでもできますか?
- A
大丈夫です。求人を見ても募集しているところは多いです。50代のメリットとして、人生経験がつまれているところにあります。それは相手に安心感をもたれやすいというところ。話しやすい、話しかけやすいというのは、患者さんにも安心感を与えます。看護助手は、治療以外のことで患者さんと関わることがほとんどなので、信頼関係も築きやすいです。
まとめ
看護助手は、未経験で50代からでも始められます。
資格がなくても挑戦できるというのは、私自身の体験からも断言できます。
入院中の患者さんに向けた身近な介助やサポートは、誰かの支えになるという実感と、「その存在が力になった」という感謝の言葉がやりがいに直結します。
さらに、看護助手としての経験で得られるスキルは、ご家族や親御さんの介護の場面でも大いに役立つものです。
転職の踏み出しには迷いや不安がつきものですが、年齢にかかわらず「チャレンジしてよかった」と実感できる環境がここにはあります。
資格や経歴に縛られず、50代から誰かのために働く、その一歩を応援します。